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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

言葉を失う

日常 景子さん

言葉を失う
読み方:ことばをうしなう
衝撃や感動のあまりに、発言できなくなる、または、言うべき言葉が見つからない様子。
(実用日本語表現辞典)

人が本当に驚いた際、それを言葉に表すことはできません。何か言いたいのに、言葉が出てこないのです。金魚のように口をパクパクさせているだけの人を久しぶりに見ました。

景子さんを見た昨日のオーナーさんと孫の中学生の男の子です。特に男の子のほうはすごかったのです。「鳩が豆鉄砲を食ったよう」とはこのようなときに使う言葉なのだろうと思い至りました。

オーナーさんはだてに年齢を重ねているわけではありません。すぐ我に返り、「じょ、女優さん?」と聞いてきました。男の子はまだ口をパクパクさせています。

年配の女性がマンションのオーナーさんであることを景子さんに教え、景子さんが「彼がいつもお世話になっております」と頭を下げるとオーナーさんは絶句です。

オーナー、分かるよ、分かる、景子さんと私を交互に見ているあなたが言いたいことはよーく分かる。「な、何でこんな美人がこんなブサイクと?」でしょ?皆まで言うな。

昨日の景子さんは和服だったせいか、美人度が当社比40%アップぐらいでした。すっかり見慣れている私でもやはり美人だと思ったので、初対面の人であれば女優と勘違いしてもおかしくないと思います。

本当は男なんですけどね。

景子さんと2人で近所の小さい神社に初詣に行ったのですが、そこでも景子さんは注目の的でした。また、私を見る目からも何を言いたいのかひしひしと伝わってきます。目は口ほどにものを言うのです。

穏やかな良い天気でしたし、和服の柄がとても晴れやかだったので、何枚か写真を撮りました。美人を撮影するというのはやはり楽しいものです。

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なお、おみくじを引いてみたら、景子さんは大吉で、私は末吉でした。神様も差別するのです。