電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

えんじのたすき

私の母校は往路2位でした ― 箱根駅伝の話です。それほど興味がない関東以外の方には申し訳ありませんが、神奈川県で生まれ育った私にとってのお正月といえば箱根駅伝です。

子どものころ、親父と沿道によく応援に行っていました。大学生になってからは、高校時代の友人が全員、箱根駅伝の出場校に進学したため、何人かで観にいっていました。

箱根駅伝は日本全国が熱狂していると思っていました。しかし、大学生になって関西や九州、北海道出身の友人ができて、盛り上がっているのは関東だけであるということを知りました。

言われてみれば出場校は関東の大学ばかりです。関東学生陸上競技連盟が主催しているので当たり前のことなのですが、大学生になるまで気づきませんでした。

ただ、日本全国ではないにしても、箱根駅伝インパクトは強烈です。バタバタしがちな元旦ではなく、1月2日、3日に開催されるのも視聴者を集める理由の1つでしょう。

箱根駅伝に対しては近年、批判が出ています。「箱根駅伝で燃え尽きてしまって世界に通用するランナーが育たない」「各校の宣伝が目的のショービジネスになっている」といったものです。

私は別にそれでもよいと思っています。選手は大きな目標に向かってがんばる、出場校は知名度を上げて受験生を多く集めて学校運営を円滑にする。文句を言われる筋合いがありません。

箱根駅伝がなかったとしても、陸上競技選手として活躍できるのは数人です。これだけ注目を集める箱根駅伝陸上競技選手としての最終目標にしたいと思うことは何ら悪いことでもありません。

箱根駅伝で好成績を残したのだから最終的に日の丸を背負ってオリンピックのマラソンで金メダルをとれ、というのはエゴではないかと思います。

また、私立はもちろん国公立でさえも自身の裁量で大学を“経営”していかなければならなくなったいま、箱根駅伝を宣伝ツールとして利用するのは当然のことです。

「子どものころに箱根駅伝で活躍する姿を見たから」というのも私が母校に入りたいと思った理由の1つです。理由は他にもありますが、箱根駅伝がきっかけの1つであったことは確かです。

昨年の箱根駅伝終了後、タレントの武井壮氏が同じようなことを言っていましたが、その通りだと思いました。

まったくといってよいほど注目されない陸上競技にあって、ここまで注目され、声援を浴びる箱根駅伝という舞台は選手にとって何よりもやる気を起こしてくれるものでしょう。

辛い練習をこなしている選手、晴れ舞台に立たせてあげたいと思っている監督やコーチ、円滑に進むよう各方面と調整した運営陣など、とにかくがんばっている人々に対する批判は見苦しいと思います。

強いて言えば…あ~ん、2位で悔しいよ~(涙)

かつては連覇を果たすなど、箱根駅伝の顔といっても過言ではなかったえんじのたすきも最近は3位や4位あたりが定位置になってしまいました。

もちろん、毎年出場できているだけでも十分すごいことではあるのですが、OBとしてはやはり目立ってもらいたいところです。明日の復路での逆転に期待です。

そしてこれからJKの即席家庭教師です。勉強よりも箱根駅伝の話で盛り上がりそうな。