1日の終わり
ソファでゴロゴロしながらぼーっと今年を振り返っていたのですが、「芸能人でも有名人でも何でもないブサイクの1年を書いても意味がない」ということにふと気づきました。
9月以降から見ていただいている方には景子さんの印象が強いと思います。もちろん、景子さんは私にとって特別な存在ですが、恋だの愛だのとは少し違うものがあります。
私にとって1番の特別な存在はふみちゃんでした。毎朝の通勤電車で一緒になる女の子に一目惚れするなど、これまでの私の思考回路ではありえないことでした。
寝ても覚めても頭の中はふみちゃんのことばかり、ふみちゃんのことを考えていて仕事でミスするほど大好きでした。これほどまでに頭の中が女の子のことでいっぱいになったのは数年ぶりでした。
毎朝、ふみちゃんに会えるだけでその日がとても楽しくなって、仕事一筋だった毎日が変わり始めて、想いは募るばかりでした。「日常の些細なことだけでも話ができれば」と望んだこともありました。
しかし、夢は必ずさめるものであって、現実に引き戻されるときがきます。私のようなブサイクが見てはいけない夢でした。
ふみちゃんに会うことはもう2度とありませんが、ふみちゃんが元気で幸せに過ごしてくれることが私のいまの望みです。
ヤフオクで先日落札した宮澤賢治全集がきょう届きました。宅配業者は佐川急便で、配達予定日は本来、一昨日でしたが、特に急いでいたわけではないので構いません。
むしろ大晦日まで働かせてしまっている気分になり、とても申し訳なくなってしまったので「お疲れさまです」と言って缶コーヒーを渡しました。これはこれでしょぼくて恥ずかしいのですが、休憩時にほっとひと息ついてもらえていたら嬉しいな、と。
年が変わるといっても大したことはありません。単に1日が終わり、新しい1日が始まるだけです。明日からも淡々と生きていきます。ただ、来年か再来年、そろそろ直木賞でもいただいておきたいと考えています。