電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

反動

ふみちゃんの同僚の方を見かけました。遠目だったことや横顔だったこと、ふだんのメガネより少し度を下げてあるPC用メガネをかけていたことなどが重なり、確実にそうだと言えませんが、たぶん同僚の方だったと思います。

広告案件は激務すぎます。メールは毎日100通以上飛び交いますし、1分間に3~4通送信するのも珍しくありませんし、一瞬の隙間を見つけてゲラを確認しなければなりません。この2か月間、気が休まることは一度もありませんでした。

その分、終わった後の反動がすさまじいのです。昨日、受信したメールは14通で、しかもそのうち私が宛先となっているのは3通だけ、残りはCCに入っているだけです。

今日も印刷会社とデザイナーのやりとり、全体の進行管理だけ携わった書籍の精算処理だけのために出社したのですが、それもあっと言う間に終わってしまいました。魂が抜けかけています。

残るもう1タイトルの見本が木曜日、広告案件の見本が金曜日に納品されれば、もう今年の仕事納めのような感じです。あとは年明けからの異動先の業務に関する引き継ぎを少々するだけ。

同僚の方を見かけたせいもあるのですが、この2か月間、頭の中をパンパンに埋めていた広告案件が一気になくなり、ふみちゃんのことが少しずつ流れ込んできています。

ふみちゃん、元気かな。風邪など引いていないかな。彼氏との楽しいクリスマスのことを考えてウキウキしているのかな。ふみちゃんとクリスマスなんていうことを妄想したりもしましたが、残ったのは虚しさだけ。想いは募るばかり。

バイトでも始めて、何か考える時間がないぐらいに毎日詰め込もうか。