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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

他人に迷惑をかけることなかれ

仕事

「このたびは大変申し訳ありません。いま代わりとなる人材を探しておりますので、少しお時間をいただけないでしょうか」― きょう派遣会社の営業さんがオフィスに来たそうです。

私は自宅で仕事していたのでもちろんお目にかかっていませんが、その場面を想像するだけで痛々しい気持ちになります。営業さん自身は別に悪いわけではないのに。

派遣社員という立場は不安定であり、最近は雇う側である企業がことさら悪く言われます。企業が自身の都合で人材をモノとして使っている面があるのも事実で、あながち間違いではありません。

「正社員になれるよう努力しなかったほうが悪い」という意見もありますし、それも一理あるのかもしれませんが、就職氷河期のどん底を経験した人間としては自己責任論で切って捨てることができません。

私は言い訳が嫌いなので「社会のせいだ」という言い訳をしたくありませんが、自分自身の努力だけでは何ともできないこともあると思うのです。

しかし、正社員でない契約社員派遣社員、アルバイトだからといって、適当でよいというわけではありません。報酬を得ているのであれば、程度の差こそあれそこには責任が発生しているのです。

少なくとも、他人に迷惑をかけてはいけません。自身の行為によって、まったく責任がない人に頭を下げさせるようなことは大人としてやってはいけないことです。

はい、私にしては珍しく怒っています。激おこぷんぷん丸です。派遣会社の営業さんだけでなく、ほかのアシスタントに大迷惑をかけている彼に対して、です。

ただ、何が辛いかといえば、この怒りを誰にもぶつけることができないことです。彼の体調不良は確実にメンタル面によるものです。なまじ理解できてしまうため、私は何も言えません。

面と向かって「なめてんのか、コラァ」と言えればどれだけ楽でしょう。しかし、そんなことはもちろん言えるわけもなく、溜め込んでいます。こちらがメンタルやられそう。

そういえば以前、単身赴任していた友人と飲んだとき「家に1人でいるときにふとルンバに話しかけている自分に気づいてヤバいと思った」と言っていたのを思い出しました。

自動掃除機はとても便利だと思うのですが、名前を付けて話しかけている自分の姿が目に浮かぶので、手を出すのを必死で堪えています。やはり早く天使を見つけなければ。