電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

イチャモン

「じゃあ聞くなよ」― 仕事でもプライベートでも、自分の中では既に明確な答えがあるくせにやたらと他人の意見を求め、真剣に答えたら「分かるんだけど、でもこうする」と言う人がいます。

営業が中心となり、ある企業の社史の制作を進めています。編集などは外部の制作会社に丸投げしているのですが、そこから上がってくる問い合わせが営業には分からず、いつの間にか私がサポートに入っています。

本文の最後にくる「あとがき」と付録的な「巻末資料」、「参考文献」の並び順について問い合わせがありました。現時点では、

あとがき → 巻末資料 → 参考文献

という並びになっているのですが、制作会社の編集担当としては「参考文献は本文に対するものであるため“あとがき → 参考文献 → 巻末資料”としたほうがよいのでは?」とのことでした。

中身についてはまったく関与していないので分からないものの、巻末資料を見てみました。付録的なものなのですが、扱いとしては重要な位置を占めています。少なくとも参考文献よりは上位レベルです。

第1章の始まりからあとがきまでを本文その1、巻末資料を本文その2と考え、参考文献は1段階下のレベルと捉えて、そのままでよいと回答しました。

その数分後、その企業の担当者から私のスマホに直接、電話がかかってきました。「巻末資料は本文を補足するものであり、あとがきはそれを含めてのものであるから、巻末資料を前に!」と。

自分の中で決まっているなら聞くな…っていうか「編集者の意見を聞かせてください」と言うから感想程度に伝えたのに「そうじゃない!」となぜ怒る…。

一般に流通する書籍ではなく、依頼者が好きに制作できる社史なのですから、好きに作ればよいのです。迷ったときに編集者の考えを聞いてみたいというのであれば分かりますが、否定するつもりは毛頭ありません。

そもそも「このようにしてみてもよいかもしれません」と伝えたのに、なぜ自分の案が全否定されたと感じるのか。もっと言うと、私はチラ見している程度なのに。

長時間の取材で疲れてオフィスに戻ったところである意味、イチャモンをつけられ、月曜日から疲労困憊なのです。そして明日もインタビュー3連発です。今週は本当にヤバいかも。