電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

頭の中の隙間

これまで何十冊と書籍を制作してきましたが、印刷会社への入稿はいつも緊張します。誤脱字はないか、画像の解像度は足りているか、索引の参照ページが間違っていないか…考え出したらキリがありません。

その反動からか、印刷会社にデータを渡すと急に気がゆるみ、一気に疲れが押し寄せてきます。たぶん、自分で思っている以上に気を張っているのでしょう。しかも今回はアシスタントに任せたものなのでいつも以上に集中してチェックしましたし。

仕事のことでいっぱいだった頭の中に少し隙間ができると、そこには必ずふみちゃんが入り込んできます。いまもあの時間の電車に乗っているのかな、同僚と楽しそうにおしゃべりしているのかな、風邪など引いていないかな。

ふみちゃんに会いたいなあ、あの目がなくなる笑顔をもう一度見たいなあ…。

いまぐらいの時間(19時少し前)に会社を出ると、帰りにも一緒になる確率が高かったのですが、いまはあえてそれを避けなければなりません。外出して定時前に直帰するか、もしくはすごく遅く会社を出るか、どちらかです。

明日は絶対に会いませんし、その後は土日です。土日は原稿を書かなければならず、家にこもりっきりになるはずなので、やはり絶対に会いません。いまは会えないことで逆に安心します。

さて、明日の予習をもう少し。