電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

老い

年を取っても徹夜はできるのです。ただし、その後の回復力が格段に落ちます。20代のころ、仕事でしょっちゅう徹夜していましたが、一晩眠ればふだん通りに回復しました。しかし、30代になると徹夜から2~3日は使いものになりません。

それを考えると、徹夜して時間を巻いたようで、その後に使いものにならない時間を考えると結果的に余計に時間がかかっていることになります。無理して徹夜するより、少しだけでも眠ったほうが仕事は効率的に進みます。

昨夜は午前3時までには原稿を書き上げて少しでも眠るつもりでしたが、思った以上に難航し、結局、午前9時過ぎまでかかりました。しかも、別案件が面倒な事態に陥ってしまい、メールや電話で対応しにくいことなので、そのまま出社しました。

昼前だったので電車が混んでおらず、横浜駅から座れてしまったことと、窓から差し込む日差しがぽかぽかしていたことから、まんまと寝過ごして浅草まで行ってしまいました。慌てて戻り、出社したのは午後1時でした。

どう対応するかマネージャーと相談し、アシスタントとデザイナーに指示を出して修正してもらい、いまはそれをアシスタントが確認しているところですが、私は落ちる寸前です。終わったらとっとと帰ります。

結婚していない、子どももいない、ふだんは私服など、気持ちは20代のころと変わっていないのですが、老いは着実に忍び寄っているのです。明日、明後日、使いものにならないな。