電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

やけっぱち

「やめろ、やめろ、絶対にやめろ!何としても断れ!既にある業務で手一杯なのに、そんなことまで受けたら本当にパンクするぞ!」― 脳は明確な危険信号を発していたにもかかわらず、広告チームの助っ人を引き受けてしまいました。

そんな相談を持ってくるマネージャーもどうかと思うのです。「制作物はできる限りうちのチームで引き受けて、広告チームは営業活動に専念させてあげたい」などと言われたら、自他ともに認めるお人好しの私が断れるわけがありません。

いや、いくらお人好しの私でも、2週間前であればきっぱりと断っていたと思います。しかし、いまは完全にやけっぱちです。どれだけきつくなろうと、いくらでも仕事を詰め込むつもりです。

ある人から「いくらなんでも酒をもう少し控えるように」と言われ、酒量は減らしています。食欲は相変わらずありませんが、何か食べないと頭が働かないため、ひたすら野菜を食べています。あとはたまに赤身肉をほんの少しだけ食べています。

仕事以外は特にやることもないため、睡眠時間も6時間ぐらいとれています。野菜中心のほんの少しの食事と決して短くない睡眠、それ以外は仕事というのは、修行に明け暮れる僧侶みたいです。実は健康的な生活なのではないかと。

毎日辛い、とにかく辛い、何をしても辛い。特に日付が変わる少し前のいまぐらいの時間に部屋に1人でいると、心が散々に乱れます。しかし、酒や薬に逃げようなどとはこれっぽっちも思いません。私は仕事に逃げるのです。