電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

事業計画書(その3)

彼女は強い ― あらためて実感しました。性同一性障害という精神的な悩みに加え、女性ホルモンの投与による身体的な負担を抱えながら、人前では苦悩をおくびにも出さず、明るく夢を追っています。

仕事やプライベートでここ最近、いじいじと悩んでいる自分が恥ずかしくなります。彼女の開業までをすぐそばで見ていることで、私自身も何か好影響を受けられるのではないかと思い、素人なりにサポートしてみようと思います。

「よし!来年の4月1日に開業する!」― 何を根拠にそう思ったのか、いきなり宣言しました。しかし、彼女であれば本当に実現してしまいそうです。開業に向けたお話は今後、定期的にお知らせしていきます。

ちなみに帰り際、ふみちゃんのことを聞かれたので、簡単に話しました。「はぁ~?なにその女?ぶん殴ってやるから教えて!」― 待て、あなた前にゲーセンのパンチングマシンですごい記録を出していたでしょう。ふみちゃんの首がもげてしまう。

そういえば、ふみちゃんはいつもかわゆいネイルをしていたことをふと思い出しました。いまでもふと気を緩めるとふみちゃんのことを思い出します。忘れるまでにはまだ相当の時間がかかりそうです。