電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

誤字

人間の注意力というものは本当にあてになりません。どのような仕事であっても注意力が必要であることは当然ですが、編集という仕事は特に注意力が求められるのではないかと日々、考えています。

編集という仕事は、ミスによって誰かが命を落とすようなことはありません。そのような意味では、工事現場の作業員やドライバーなど、究極的に細心の注意を払わなければならない人々はほかにもいます。

ただ、編集者にとって死に値するようなミスがいくつかあります。その最たるものが誤脱字です。著者名や章タイトルなど目立つところから本文中の小さな1文字まで、誤脱字は絶対にやってはいけないミスです…何だか長ったらしくなってきたので単刀直入に白状します。

明日(日付変わって今日)校了する広告案件で致命的な誤字を発見してしまったのぉぉぉぉぉ!

「監督すべき」となる箇所が「感得すべき」となっていたのです…。しかも本文中ではなく、小見出しとして目立つ箇所です。この段階まで見落としていた自分のザル加減に凹むとともに、ギリギリで見つけた自分を少しだけ褒めてあげたいです。

い、いや、褒められるようなことではないぞ、オレ(´・ω・`)

実は今日、別件でトラブルが発生して、その対応に追われていたせいで、飲んでもいないのに終電で帰ってきました。その帰りの電車の中でざっと再確認していて見つけたのです。

もう一度、全体を再確認しないと怖くて眠れません。ひと休みしてから確認作業を再開するつもりです。別に今夜眠らなくても、明日の午後3時に校了データを印刷会社に渡してしまえばぐっすり眠れるので、一晩だけがんばります。