電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

カタカナ語

「先日のミーティングで議題になったスキームですが、セールスチームではコンセンサスが取れました。エディトリアルチームはいかがでしょうか」― 今朝もかわゆいふみちゃんと一緒になって良い気分だったのに、朝イチでこんなメールを見ると仕事する気力が一気に失せます。

「会議→ミーティング」「営業部→セールスチーム」は許す。「編集部→エディトリアルチーム」も100歩譲って許す。社内でそう言う人もいるし。しかし、「スキーム」「コンセンサス」は許せん。お前は日本人だろーが。

先月中旬、営業に新人が入りました。「リストラしている傍らで採用?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、新商品の営業というポジションなのです。新商品を売るため“だけ”に採用されました。

いままでの営業を異動させればよいのではないかと思われる方が多いでしょうし、私もそう思いますが、いままでの営業は別商品を売るため“だけ”に採用されていたので、その商品を売らなくなったということはポジションがなくなる=不要というわけです。

これが外資です。単刀直入である意味、分かりやすいでしょう。仮にいままでの営業が異動したとして、特に大きな問題もなく仕事をこなせると思いますが、外資はポジションありきです。「就社」ではなく「就職」なのです。

営業の新人さん、30歳か31歳とうかがったのですが、初めてお目にかかった瞬間に「何か意識高い系っぽい」と感じました。言葉で上手く説明できないのですが、髪型やメガネ、スーツ、ネクタイ、靴、時計など、外見から醸し出されるオーラが意識高い系だったのです。

案の定、送られてくるメールには意味不明なカタカナ語がふんだんに用いられています。いかにキレイな日本語を使うかに日々、心血を注いでいる編集者にこんなメールを送りつけるとは、ケンカを売っているのではないかと。いや「議題」を「アジェンダ」としなかっただけまだマシなのでしょうか。

そして、やはりこのメールには「アグリー」とひと言で返すべきなのか…。

ちなみに、冒頭のメールを翻訳すると「この前の会議で話した例の件の進め方ですが、営業は全員、納得しました。編集はどうですか?」となります。カタカナ語、大嫌いです。