電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

続・入稿日

上がれば下がる ― 当たり前のことです。ただ、人の感情においては、上げ幅が大きければ大きい分、下げ幅も大きくなります。上がってから下がるとき、通常の状態に戻るわけではなく、通常の状態よりも下がります。

昨夜は、睡眠不足と入稿が重なったナチュラルハイの状況で会社を出た分、家に着いてからは一気に落ちました。こういうとき、家で誰かが待っていてくれると少し違うのかもしれません。

…っていうか、ふみちゃんに待っていてもらいたいだけなんだけどな(´・ω・`)

入稿とは、それまでせっせと編集してきたものを印刷工程に乗せること。その後の色校正や白ヤキでも修正できるのですが、本来は入稿する時点で完ぺきにしておくべきであって、入稿後に修正するのは編集者として恥ずべきことです。

私はこれまで何十冊と書籍を制作してきましたが、入稿後に修正が発生したのは片手で数えられる程度です。完ぺきを目指していますが、人間ですからどうしても見落としが発生してしまいます。その代わり、刊行後にミスが見つかったものはありません。

今回の広告案件は、入稿したものの修正が入ることが確実です。私が広告案件をやりたくないのは、自分のペースで進められないことはもちろんですが、入稿後にも修正しなければならないためです。

営業の仕事は金を取ってくることであり、そのために本当にギリギリのスケジュールのところまで営業をかけています。入稿を最終日と考えるのは編集者の都合であって、営業は「入稿しても責了まで数日あって、そこでも修正できるというのであれば別にいいじゃん」と考えます。

それは分かる、よく分かる。営業は取ってきた金がすべて、それで評価が決まるわけですから、1円でも多く金を取りたいのです。ただ、編集者の仕事に対する考え方や進め方をもう少し理解してもらえないかと思うのです。

「こちらも営業成績を上げないとキツくて、分刻みだったり、入稿後に修正をお願いしたり、申し訳ないのだけど、協力してほしい」など、ひと言くれるだけでよいのですが、それがありません。社内の人間に対する気遣いを残すぐらいならクライアントに気を遣う、というのであれば営業の鏡ですが。

入稿日、私はいつもまっすぐ家に帰らず、外で飲んで帰ります。新聞記者時代も、特集や連載が終了するなど、一定の区切りがついた日は必ず外で飲んで帰りました。次の仕事に向けた自分なりのリセット方法です。

20代のころは格好つけてバーでスコッチのシングルモルトを飲んだりしていましたが、そういうのも飽きてしまい、いまはお気に入りの焼きとん屋でホイスハイをあおっています。

tabelog.com昨夜の帰りもここに寄りました。新聞記者時代はスーツでしたが、いまは私服でジャケットすら着ていないので、シックなバーは立ち寄りにくく。通っているうちに仲良しになったおっさんがいて、下ネタトークを繰り広げてきました。

このおっさん、噂によると神奈川県で名の知れた会社の社長らしいのです。お嬢さんがいるようで「君は良い男だな。うちの娘の婿にどうだ」とよく聞かれるのですが、丁重にお断りしています。

さて、仕事するか(え?)。