電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

在宅勤務のコツ

私は在宅勤務が嫌いです。総務・人事、経理など会社以外では仕事ができない、また営業など人に会うことが仕事という友人に話すと「贅沢なこと言うな」と言われます。確かに、私も以前は在宅勤務に憧れていました。

しかし、何度か経験して、できれば避けたいと思うようになりました。今朝も書いたように、仕事時間の区別がつかない、オンとオフを切り替えられないのです。これ、本当に辛いです。

また、決して監視されているわけではありませんが、オフィスで仕事をしているとき以上に席を立ちにくくなります。メールの返信が数分遅れただけで「あいつ、サボってやがるな」と思われるのではないか、不安になってしまうのです。

在宅勤務のコツは、自宅にいながらいかにオフィスにいるときと同じように過ごすか、です。例えば、私は今、Yシャツとスラックス、靴下を履いています。ヒゲもきちんと剃って、髪の毛にもワックスをつけています。このまま出社しても問題ありません。

初めて在宅勤務をしたとき、Tシャツと短パンという、起きたままの格好でした。ヒゲも剃らず、髪の毛もボサボサ、「誰にも見られないから何も気にしなくてラッキー♪」と思いました。しかし、これがダメなのです。

起きてからすぐに仕事を始めてしまったので、通勤がない分、始業時間がいつもより1時間以上早くなっています。そして、近くに誰もいない分、いつも以上に仕事をしないといけないと強迫観念に似た気持ちになってしまい、21時、22時になってもPCの前から離れられないのです。

ここは自宅ではなくオフィス ― そう思うためには、身だしなみを整えることがいちばんです。そうすれば、13時過ぎにお昼ごはんを食べたり、適宜コーヒーを飲んで休憩したり、自然とオフィスにいるときと同じように時間が進んでいきます。

それでも、オフィスにいるときより神経を使ってしまうので、在宅勤務はなるべくやりたくありません。今日のように台風で出社が難しいときや、通勤時間を削らなければならないほど追い込まれたとき以外、出社したほうがよいと思います。

出社すればふみちゃんに会える可能性がありますが、自宅にいる限りは絶対にふみちゃんに会えませんし。