電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ふみに魅せられたずずず

何もできぬ…今朝、ふみちゃんは半袖のシャツを着ていて、私は半袖のポロシャツを着ていました。ふみちゃんは私のすぐ隣に立っていて、一瞬、素肌が触れたことで金縛りになってしまいました。まさに蛇に睨まれた蛙、もとい、ふみに魅せられたずずず。

私の通勤は次のような感じです。

  1. 横浜駅から京急快速特急に乗る
  2. 京急は都営浅草線という地下鉄に乗り入れているものの、その快速特急は地下に入る前に止まる
  3. いったん下車して同じホームですぐ後に来る都営浅草線を待つ(←いつもここでふみちゃんと合流)
  4. 都営浅草線で数駅、移動する(←ふみちゃんと接すること多数)
  5. 別の地下鉄に乗り換えるため降りる(←階段ではいつもふみちゃんが隣かすぐ後ろ)
  6. 別の地下鉄に乗り換え(←ここでふみちゃんは同僚×2、たまに×3と合流。でも私のすぐ近く)
  7. 会社の最寄り駅で下車~出社(出口は別でも私の会社の前で合流)

最初に一緒になる電車で接するぐらいの距離にいて、それを降りて地下鉄に乗り換える階段ですぐ隣を歩き、乗り換えた地下鉄でもすぐ近くか手を伸ばせば届く距離、そして私の会社の前の横断歩道で一緒に信号待ち。

そして帰りもたまに会う…。

こんな生活が約1年間、続いています。ふみちゃんは、あの形の良い頭の中で何を考えているのだろう。私は好意を持ってふみちゃんを見ているので常に気になって仕方ないけど、ふみちゃんは何も思わないのだろうか。

ふみちゃんのことが大好きで、仲良くなりたいというのはもちろんありますが、ここまでいつも一緒なのに知らんぷりしているのが苦しいというのが本音です。「おはよう」「お疲れさま」など、簡単な挨拶だけでもするのが社会人としてのマナーではないかと。

ふみちゃんも同じように考えていて、さらに「この人、いつ話しかけてくれるんだろう」と思っていてくれたりしないものか。とはいえ、少しだけ予防線を解除したものの、「やっぱり何とも思っていないよな」とすぐ弱気になります。頭の中は大混乱。

マタニティマークならぬ話しかけてマーク、誰か実用化してくれないかな。