電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

ドライ

昨夜、夢を見ました。ふみちゃんの休みが終わって久しぶりに会えたと思ったら、左手の薬指にキラキラと光る指輪。私の目の前で同僚に突っ込まれ、「プロポーズされちゃった!」と笑顔で答えるふみちゃん…うわ~ん!

私はふだん、滅多に夢を見ません。しかも、昨夜は睡眠薬を飲んで横になったのにもかかわらず。ウイスキーの水割りで睡眠薬を流し込んだのが良くなかったのでしょうか。いや、どのような薬であれ、アルコールで流し込むのはいけません。

昨日の人事の対応について、朝イチでディレクター(アメリカ人)とマネージャー(日本人)と話しました。分かっていたつもりですが、日系企業外資系企業でここまで違うとは、本気で驚きました。

私にオンラインメディアへの異動を提示していることは、私のディレクターから人事に伝わっていたそうです。それにもかかわらず、昨日、人事からその話が出ず、いきなり退職合意書へのサインを求めてきたのは、私の部署のことは文字通り人事にまったく関係ないからです。

人事としては、

書籍出版というビジネスがクローズする
   ↓
私のポジションがなくなる
   ↓
会社として退職金や特別加算金、転職支援サポートなどのプランを用意した
   ↓
・プランを選択して退職するか、その場合は年内いっぱい働くことが条件
・自分で転職活動して早めに退職する場合はプランの適用不可

 というこれだけのことであって、退職合意書という見出しになっていたものの、プランを選択するかどうかの選択だったわけです。人事は「今回の組織変更でポジションを失う対象者に対して平等に選択肢を示している。何が悪いんだ」という考えです。

そこに、そもそも雇用がなくなることに対して申し訳ないとかはなく、そんなことはあくまでも私の部署の問題であって、人事は極端な話、自分の仕事にはまったく関係ない、知ったこっちゃないと思っています。むしろ、ポジションを失う人間に対してプランを提示しているのに何でゴネているんだ、という考えです。

何度も書いていますが、ポジションがなくなるのですから退職することは当然と彼らは思っています。そもそも、雇用を維持しようという考えがないのです。「訴えたければどうぞ。喧嘩上等だ、コラァ!」とさえ考えています。

私の中にあるこの違和感、言葉にするのがとても難しいです。日系企業と何か根本的に違うのです。日本人のマネージャーから「日系企業の人事と一緒にしないほうがいい」と言われましたが、私の中では、まだそこまで達観できません。

ただ、反撃しようと思っていた毒気がすっかり抜かれてしまいました。これまで日系企業が長かった私にとって、ここまで考え方が違うということが理解できず、脱力です。人事がバカとかいうレベルではなく、もっと根本的なレベルの話だったわけです。

ドライ―この言葉の本当の意味を理解した気がします。

ちなみに、まだ確定ではないのでそれぞれに話せないということらしいのですが、ディレクターはいま、何とか編集部員全員に残ってもらえるよう、あれこれと画策しているようです。要は細かいお金の計算なのですが。

チームは解体されても、メンバーは社内に残れるかもしれません。オンラインメディアで利益を上げれば、書籍出版事業が復活するかもしれません(確率は限りなくゼロに近いですが)。人事との面談が全員終わったところですので、一度メンバーで集まって意向を共有する必要がありそうです。