電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

本場の人間は語る

「世の中、会社なんていっぱいあるんだし、クビになろうが死にはしねーよ」―いま、ニューヨークでコンサルとして働いている学生時代の友人の言葉です。昨夜、Skypeを立ち上げたらヤツがオンラインになっていたので、会社のことを相談してみたらこう言われました。

ヤツの会社でも部署が丸ごとなくなるなんていうのは珍しいことではなく、半分が減給の上で世界各国に飛ばされ、残り半分は即クビという話もよく耳にするそうです。「オフィスに入れるか、入れたところで自分の席があるか、冗談抜きで毎日、心配してる」とも言っていました。さすが外資の本場はひと味違います。

「あと、お前のことだからどうせ辞めていく人間のこととか気にしているんだろうけど、まず自分のことを考えろ。仮に今回はお前が辞めてそいつらが残ったとしても、そいつらは次にすぐ切られるぞ。大丈夫、人間って意外としぶといから簡単に死なねーよ」

だてに長く付き合ってきたわけではありません。こちらのことをよく分かった上で良いこと言うじゃん。しかも、外人に揉まれて悪戦苦闘しているヤツが言うと説得力が抜群です。ふみちゃんがいるにもかかわらず一瞬、ときめいちゃったじゃねーか。

しかし、突如、画面に金髪美女が現れました。「ハァ~イ」と言いながら画面越しに私に投げキッス。「悪い悪い、彼女。これから2人で出かけるからまたな」…コロス。ヤツがいくらしぶとくてもコロス(涙)

ふみちゃんに頭をなでなでされながら「よしよし、一緒に考えようね」とか言われたら何でもやるのぉぉぉぉぉ!