電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ポテトサラダ

私、容姿にはまったく自信がありませんが、料理には自信があります。友人と飲むことになったとき、みんな私の家に来たがります。「材料費出すから。外で飲むより、お前が作ったほうがよっぽど美味い」と言います。

また、お酒も各種揃えております。美味い料理に美味いお酒は欠かせません。日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、リキュール…お酒好きが高じて、利き酒師とワインエキスパートの資格を持っていたりします。

食べることが好きなのですが、外で飲み食いすると高いですよね。「それなら自分で作ってしまえ!」ということで作ったのが始まりです。母親が妙に料理が上手だったことに加え、姉貴に「料理ができる男はモテる」と言われたこともきっかけではあるのですが。

和洋中、シンプルなものから凝ったものまで、何でも作りますが、シンプルなものほど難しいのです。友人からジャガイモをもらったので、今日はシンプルなだけに難しい、ポテトサラダを作りました。

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ポテトサラダは本当に難しいです。ジャガイモと野菜、ハムをマヨネーズで和えるだけですが、ちょっとしたひと手間でとても美味しくなります。というわけで、私のポテトサラダのポイント。

  • ジャガイモは茹でずに蒸す
  • 野菜(キュウリや玉ねぎ)は先に塩揉みして水分を抜く
  • ジャガイモはつぶさず、食感を残すためざく切りにする
  • 塩、胡椒の後に酢を少々
  • 野菜とマヨネーズの投入は、マヨネーズが分離するため、ジャガイモの粗熱がとれてから
  • 隠し味にマスタードを少々

要は水分です。どうもイマイチなポテトサラダは余分な水分のせいでベチャッとしているのです。野菜の水分に気を付けるだけで格段に美味しくなります。また、ポテトサラダが美味い飲み屋は何を食べても美味いというのが私の持論です。

よく「男を落とすには胃袋をつかめ」と言われます。私の友人にも「彼女の料理が美味くて」とデレデレの男がいます。逆バージョンはどうなんだろう。料理が美味い男は、女子から敬遠されがちなのでしょうか。

彼女の胃袋をガッとつかむ自信はあるのですが、そもそも食べてもらうまでが三千里よりも遠いということを痛感する、ブサメンの休日です。