電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

会えても凹む

土曜日と日曜日、月曜日まで会えなかったことから、前日は終電帰りで死ぬほど眠かったものの、何とかいつもの時間に起きて出勤したわけです。このがんばりが報われ、いつもの場所に並んでいたら彼女が。「在宅勤務にしなくて良かったー」と心の中でウキウキでした。

電車に乗り込んだ際にも運良くすぐ近く、彼女が自分の右隣に立ち、少し腕が触れるぐらい。もう心臓バクバクです。嬉しいものの、緊張してしまってなるべく触れないようにしました。しかし、手すりにつかまった彼女の左手に指輪があるのを見つけてしまいました。

指輪は左手の人差し指。薬指ではなかったものの、左手に指輪を見つけてしまうとドキドキしてしまいます。そもそも、これまで指輪をつけていたことなどなく、前日に休みだったこともあり、「彼氏に買ってもらったのかなー」と、会えたら会えたでテンションだだ下がりです。

会社に着いてふと、左手の人差し指の指輪の意味をGoogle先生に聞いてみました。左手の人差し指の指輪というのは「インデックスリング」と呼ばれ、活動的になる意味があるそうです。「自分の気持ちを行動に移したいとき」「引っ込み思案でなかなか言葉に出せないとき」「言いたいことをなかなか言い出せない、やりたいことをなかなか行動に移せない」というときに、人差し指は自分の気持ちを引っ張ってくれるパワーを持っているそうです。

また、仕事などの成功を願っている場合も多く、職場にしてくる人も多いとのこと…ふむふむ、彼女も仕事で何か気合いを入れるべき局面なのでしょうか。しかし、さらに読み進めてみると「彼の前でうまく自分を出せない人は、素直な自分を表現できるようになるでしょう」との意味もあるとか。

そうかそうか、昨日はラブラブデートだったにもかかわらず、素直になれなかったから指輪の力を借りようということか。がんばれー。

私にとって彼女は眺めるだけで満足すべき存在です。毎朝、一目見られればその日は何とかがんばれる、そういう存在です。何も期待していませんし、してもいけないのです。だから指輪を見つけたからといって凹むことからしておかしい…のですが、なかなかどうして。

今週末に校了する案件が今、追い込み状態なのに、何かミスしそうでちょっと怖いところです。