電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

ふみちゃん

休憩しながら1年前に書いたものを読み直してみました。

全然変わってねえ…。

変わったことは、ふみちゃんと一緒の電車に乗れなくなったことです。身の程をわきまえることは常に念頭に置いていますが、あのときなぜ忘れてしまったのか。

職場の同僚だったり、友人の友人だったり、出会い方が違っていたら「おはよう」の挨拶を交わしたり、ささいなおしゃべりができたりしたのかもしれません。

中身を知ってもらえればごく普通の関係、少なくとも嫌われるようなことはなかったのではないかと思っています。あくまで希望的観測ですが。

しかし、現実は見た目以外に勝負しようがない、毎日の電車で一緒になるだけというものでした。ブサイクにとってこれほど不利なことはありません。

いつも一緒の電車で会えるだけで良かったのに、ほんの一瞬、身の程を見失ってしまい、それ以上の関係を望んでしまいました。

1年経ってもふみちゃんへの想いはまったく変わっていませんし、むしろ想いは募るばかりです。しかし、それが叶うことはありません。

遠くから眺めることしかできませんし、私がここにいることなど気づいてもらえることもありません。変わらない日常が続きます。

もし、そこにふみちゃんがまだいてくれたら、1年後も同じことを書いているかもしれません。仕方ありません、ブサイクですから。

さて、予想どおり追加で頼まれた原稿を書こうか。

初心に返る

私は自他ともに認めるブサイクです。

もちろん正面切って「ブサイクですね」と言う人などいませんが、ブサイク歴が長いとそういうことは何となく分かるものです。

身長175センチ、体重61キロ、体脂肪率9%、ブサイクを愛し、ブサイクに愛された男、そうすべてをさらけ出したこのオレは…話が逸れました。

神奈川県内の県立高校を卒業し、都内の某私大文学部仏文科に進学、専門はバルザックスタンダールで、デカルトを少しかじりました。

大学院に進んでそのまま研究者になろうと思っていましたが、まさかの院試失敗で慌てて就職活動を開始し、かろうじて新聞社の秋採用にひっかかりました。

新聞記者になってからは文字どおり脇目もふらず、そもそも脇目をふる余裕などまったくなく、取材に駆け回って記事を書く毎日でした。

努力の甲斐あって経済部の主力記者の1人として社内外に認知されるぐらいになり、やりがいも感じていましたが、新しい経営方針に耐えられず転職を決意しました。

何でもできそうで実はつぶしがきかない新聞記者の現実に直面し、約10か月もかかりましたが、何とか出版社に転職できました。ただ、そこは考えたこともなかった外資系でした。

転職後は書籍編集者として専門書を企画・制作し、ここでもやりがいを感じていましたが、まさかの異動で現在はウェブ媒体の企画・開発・編集に携わっています。

趣味はバンドでメインのジャズファンクバンドでベースを弾きつつ、あちこちから頼まれてサポートをこなしています。プロへの誘いも受けますが、音楽は趣味でやるから楽しいのであって、プロになるつもりはありません。

このほか料理したり、お花を生けたり、写真を撮ったり、ウェブサイトを作ったり、浴びるようにお酒を飲んだり、あれこれやっています。

あらためて自身のことをざっと書いてみましたが、なぜこんなことを書いたかというと、きょう18日でブログを書き始めて1年が経ったからです。

1本目を書いた日付はあす19日ですし、去年の9月中旬にふみちゃんにやらかしたときに閉鎖しかけましたが、何となく再開して、毎日更新しています。

ブログでお金を稼ごうと思っていないのでアフィリエイトなどもせず、その分、純粋な日記として好き勝手なことを書き倒しています。

アクセス数や読者登録数、星やブックマークの数などまったく気にせず、もちろん反応があれば嬉しいですが、それに一喜一憂することはありません。

ふとダッシュボードを見て1年経ったことに気づいたぐらいで、そこを見なければまったく気づかず、いつもどおり更新していたと思います。

気づいてしまったので初心に返るつもりでこんなことを書いてみましたが、誰にとっても何の役にも立たないどうでもよいことをしれっと書いていこうと思っています。

今日のお昼ごはんは何を食べようか。

条件反射

駅でふみちゃんに似た女性を見かけると、反射的に隠れる場所を探したり、柱の陰に隠れるようになったりしてしまいました。

いまも帰りの横浜駅で遠目にふみちゃんに似た女性が私のほうに歩いてくるのに気づき、慌てて回れ右して柱の陰に隠れてしまいました。

近くまで来たのをちらっと見たところ、幸いにもふみちゃんではなかったので、ほっと胸をなで下ろしました。強張った身体から力が抜けます。

今朝はオフィス最寄り駅の地下鉄が遅れ、ふみちゃんを眺めることができませんでした。これまでだったら私も一緒に遅れていただろうに。

ふみちゃんに会いたいのですが、こんなブサイクな面をふみちゃんの前にさらすことは2度とできません。ブサイクで申し訳ない。

帰り際、雑誌チームの編集長と広告営業に「1本だけでもよいので何とか」と頼まれ、もう1本だけ書くことにしました。

すでにテープ起こしは終わっていて、帰りの電車の中でプリントアウトしたものを読み、だいたいの流れを作りました。2時間ぐらいで書けるはずです。

これを明日出すと「できたらもう1本」と頼まれることは目に見えていますが、仕事しか存在価値がないので、できる限り受けるつもりです。

仕事ができてもブサイクはブサイクです。