電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

エアコンクリーニング

「ずずずさん、エアコンクリーニングやった?暑くなる前のいまだったら予約しやすいから、早めにやりなさい」― エントランスで会ったマンションのオーナーさんに先日、言われました。

地球温暖化のせいなのか、ここ数年の夏の暑さは異常です。私は子どものころからエアコンが苦手で、もっぱら扇風機を使っていますが、原稿を書くなど集中するときはさすがにエアコンを使わざるをえません。

とはいえ、ほとんど自宅にいませんし、エアコンを使う回数や時間は限られています。エアコンクリーニングは一昨年に1度やり、昨年はやりませんでしたが、それでも特に問題ないと思っていたのです。

オーナーさんの紹介で2000円オフになることと、たまたま都合の良い日時に予約できたので、エアコンクリーニングをお願いしてみました。いまはお願いして良かったと痛感しています。

少しグロ画像になります。皆さま、心の準備はよろしいでしょうか。それではいきます。ゆっくりとスクロールしてください。

……

………

…………はい。

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 ぎゃああああああああああ!

透明だった水がこうなります。黒いものはカビです。しかも、これは吹き出し口付近のものだけであって、奧のほうのカビは室外機から外に出ているので、実際はもっと大量だったわけです。

昨年はプロのエアコンクリーニングをお願いしない代わりに、自分でスプレーの洗浄剤を吹き付けてキレイにしていたつもりでしたが、現実は残酷です。

今シーズンはまだ1度もエアコンを使っていませんでした。もし使っていたら、このカビが部屋に蔓延していたことになります…うぅ、想像したくありません。

エアコンクリーニングは毎年お願いしたほうがよいと痛感した今日この頃です。今夜は黒い水の夢でうなされそうな予感。

悲しんでくれる人々

「もー、悲しみしかないよー」― 今週は連日、入れ替わり立ち替わりで同僚とお昼ごはんを食べに行っています。送別会はすべてお断りしたため、せめてお昼ごはんに誘われるわけです。

きょうは数々の修羅場を経験し、最も一緒に仕事をしたと思える2人の営業とお昼ごはんを食べながら色々と話しました。私が大失敗をやらかしたときのことなどを思い出し、爆笑しました。

初めて一緒に仕事をしたとき、お互いの印象は最悪でした。私は相手に対して編集の苦労を知らずに無理難題を言うと思い、相手は私に対して営業の苦労を知らずに文句ばかり言うと思っていました。

それが気付けばすっかり意気投合し、お互いの仕事に対して信頼できるようになっていました。もし、彼女が結婚していなかったら土下座してでも付き合ってもらったと思います。

仲が良かった人はみんな既に辞めてしまいました。私の退職を悲しんでくれるのはいまの社内で数人しかいません。それでも悲しんでくれる人がいるのは嬉しくもあり、別れるのが悲しくもあり。

会社に対して文句を言うのは筋違い、逆恨みかもしれません。しかし、それでも「こんな状況にしやがって…」と言いたくなってしまうのです。

時限爆弾

私の退職で揉めているようです。

別に私が何か悪いことをしたわけではありません。私がこれまで1人でやっていた制作案件の大変さがようやく認識され、引き継げるスタッフがいないことが問題となっているようです。

私がやっていたことは、あるジャンルの専門家たちにインタビューし、大量の原稿を書き、DTPに指示を出してゲラにして校了まで持っていき、印刷会社に入稿するまでの一連の作業です。

まず、インタビューについて。専門家ですから、こちらもそれなりの知識がないと会話が成り立ちませんし、ネタになるようなことを聞き出せません。

しかも、大きな枠組みでは1つのジャンルの専門家ですが、それがさらに細分化されています。大きな枠組みで括れても細分化するとトレンドや今後の見通しが微妙に異なるため、それらをすべて理解していなければなりません。

もちろん、これ以外に会話のキャッチボールを成立させる基本的な会話スキルや当意即妙の返しができるような慣れが求められます。数をこなすことで身につくため、実はこれが最も難しいかもしれません。

次に原稿の執筆ですが、これも勉強といかに数をこなしてきたかで身につくものです。これに加えて締め切りがあるため速く書くことも求められます。

DTPへの指示出しや印刷会社への入稿は編集経験者であればそれほど難しいことはありません。正確性のほかにここでも速さを求められることがありますが、それは編集経験者であれば何とでもなります。

要はインタビューと原稿執筆であり、これを高いクオリティを保ちつつワンストップでこなせるスタッフが社内にも社外にもおらず、問題となっているようです。

自分で言うのもなんですが、はっきり言っていないと思います。探せばいるかもしれませんが、依頼料が高かったり、執筆が遅かったり、何らかの障壁があるはずです。

紙媒体のことは社内ですっかり忘れられ、見向きもされていません。私が退職することになって初めてこの存在を知り、よく調べたら大変な作業量だと気付いたわけです。

しかも、この案件は毎回、かなりの売り上げを立てています。この業界でそれなりのポジションを確立し、安定した高収益を見込めるコンテンツに成長したため、会社としても継続していきたいようです。

だが、知らん。

そもそも、短期間で引き継げるようなものではありません。私も上手なやり方を把握するまでに1年以上かかりました。もう少し気にしてくれていたら私も後任を育てることができたのですが。

私にしかできないことを作り上げてしまったという点では悪いことをしてしまいましたが、誰も見向きもしなかったという点を差し引けばプラスマイナスゼロです。

私がどのようにやっていたかをまとめた資料は作りましたが、それを読んだだけではできません。私は時限爆弾をセットしてしまったのかもしれません。